突き動かす表現 - RIP George Floyd
5月29日、アメリカ北部ミネソタ州ミネアポリスで悲痛な事件が起こった。
警官から首を膝で押さえつけられ、
ジョージ・フロイド(George Floyd)氏は助けを求めながら亡くなった。
これを受け複数都市で暴動が発生。
国を跨いで人種差別に対する考えを今一度改めさせる状況だ。
故人の尊厳の為にリンクを貼ることは差し控えるが、
その最期はなんとも残酷なものだった。
"Please, I can't breathe"
その訴えは一人の残酷な警官に届くことは無かった。
どのような理由があろうと許されることではない。
何がそうさせてしまったのか?
私たちには知る必要があり、変化をもたらす必要がある。
いくつかの表現が私にそのきっかけを与えてくれた。
1人でも2人でも、少しでも多くの日本人が
海外で起きた出来事としてタイムラインに葬り去ることなく、
何がしかの行動をとるきっかけになることを願う。
ベルギーで描かれたブロックバスター
拡大すると1UPcrewのSEYARのタグがうたれている。
普段はカラフルな配色でBOMBを行う彼らの喪に服したような
シンプルな表現に心を打たれた。
F*CK COPS
彼のルーフトップはいつも怒りに満ちている。
日本でのそれもそうだったが、ひとつひとつのラインは彼の存在を感じさせる。
I Just Want to Live
12歳のゴスペルシンガー、Keedron Bryantによるアカペラ。
トラックという「余白」にドクター・ドレー他、多くのアーティストが反応した。
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I’m a young black man(私は若い黒人男性だ)
Doing all that I can(できることは全力でやっている)
To stand, oh but when I look around(立ち上がろうとしても、周りを見ると)
And I see what’s being done to my kind(私たちに起きていることを見ると)
Every day, I’m being hunted as prey(私たちはまるで獲物のようにいつも追われている)
My people don’t want no trouble(私たちはトラブルを起こしたいわけじゃない)
We’ve had enough struggle(私たちは十分苦労して来た)
I just want to live(私はただ生きたいだけなんだ)
God protect me(神様、どうかお守りください)
I just want to live(私はただ生きたいだけなんだ)
I just want to live(私たちはただ生きたいだけなんだ)
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RIP George Floyd
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