【Exhibition】ART FAIR TOKYO 2015|東京国際フォーラム

国内外のギャラリーが集まり作品を購入することができるアートフェア東京。 成山画廊やSIDE COREを目当てに行ってきた。 まずSIDE COREで目をひいていたのは菅野創とyang02による 「SEMI-SENSELESS DRAWING MODULES」だ。

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「SEMI-SENSELESS DRAWING MODULES」(Source:side_core_tokyo)

昨年、札幌国際芸術祭2014で札幌の地下歩道に初めて登場して以来、

自由が丘のチーズタルトショップ「BAKE」で常設展示されたり、 伊勢丹新宿内で配布される冊子にも登場。建築・デザイン分野など各所で注目されている。 この作品は、設置された環境(騒音、湿度、温度など)をセンシングし、 それを元にモジュールが移動、先端に設置されたペンが繊細な線を描き出すというものだ。 先端についているボールペンは東急ハンズで手に入る至って身近なものだが、 時間をかけて幾重にもラインを重ねていくことで、美しいグラデーションを描き出す。 パッと見のインパクトも大きい作品だ。 作品を近くでみるとどこか人間的なブレや擦れがあるが、 遠くからみると、なるほど機械が描いた作品だと思わせるような精細さを感じさせる。 環境によって動きが制御されるこの作品に両者が共存しているのがまた面白い。 その他SIDE CORE by SEIBU・SOGOのブースには、 HITOTZUKIの作品も展示されており、圧倒的な存在感を放っていた。

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広い会場内を歩いていると、KAWSやDolk、Mr. Brain Washの作品が展示されていた。 身なりの整った人々が熱心に作品をみている、いい風景だった。 更に会場を進むと目に入ったのは「落書き禁止」のポスターが額装されたこの作品。

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「BEAUTIFUL LANDSCAPE」(Source:ATSUSHI WATANABE ー ARTWORKS) 現代美術家の渡辺篤によるもので、Graffitiフリークな私は目を奪われた。 彼のサイトにはGKQによってオーバーされたポスターも紹介されている。

そして気になってしまったのが、2年分のハナクソで作られたというこの作品。

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「アベティはそれを見たことがない(部分)」(Source:ATSUSHI WATANABE ー ARTWORKS)

命がけで金を採掘するエチオピアの少年の姿をTVでみていた際に着想したそうだ。 しかもこれを当時の日銀総裁に直接プレゼンしたという。 金のインゴットが積まれた日銀の地下室で。

彼のサイトでは2003〜9年にフジテレビで放映されていた

「世界がもし100人の村だったら」という番組映像のリンクを紹介している。

9歳の少年が地下15メートルで穴を掘っている。